R

INFINITASプレコンの静音化

外出自粛になってからBMSをやる時間が増えたので、前から気になっていたコントローラーの静音化に取り組んでみました。

私が使っているのはbeatmania IIDX INFINITASのプレミアムコントローラーで、専コンやDAOコンとは少し勝手が違うところもあったので、気づいたことを書き残しておきます。

 

やったこと

  • 鍵盤ケース(?)の裏にテープを貼る

部品の名前が分かりませんが、左の黒いケースの両サイドにテープを貼りました。一番有名な静音化方法だと思います。鍵盤を押し込んだ時に鍵盤の裏側が鍵盤ケースに当たりますが、プラスチック同士がぶつかると音が響くので、片方にクッションを入れることでその音を抑える目的です。

ただプレコンの場合はストロークが短いので、あまり分厚いものを貼ると、鍵盤の動きをスイッチに伝える部品(右の鍵盤から細長く伸びている部分)がスイッチまで届かず、鍵盤を押してもスイッチが反応しなくなります。手元にあったテーピング用テープを貼ってみたところ、このくらいがちょうどいい厚さでした。

鍵盤を押し込んだ時に当たるものがプラスチックから布に変わるので、打鍵感は少し柔らかくなりますが、違和感ないレベルです。

f:id:for_rio:20200418190501j:plain

 

  • 箱の内側に吸音スポンジを敷き詰める

鍵盤やスイッチの音がコントローラーの内部で反響するのを抑える意味で、箱の中に薄い吸音スポンジを入れてみることにしました。スポンジはAmazonなどで売っています。

最初はこのように底と四方にすべて詰めてみたのですが、これは失敗でした。まず、皿と鍵盤の間(1Pだと左側面)に吸音スポンジを置くと、理由は不明ですがなぜか皿が反応しなくなります。また、手前側は鍵盤の配線の格納に必要なスペースになっていて、ここにスポンジを詰めると蓋が閉まらなくなります。

f:id:for_rio:20200418233952j:plain

そのため、側面については、鍵盤の奥・コントローラーの端(1Pだと右側面)の2面だけ詰めることにしました。なお、私は厚み1cmのスポンジを使いましたが、底に1cmのものを敷くと今度はスイッチに干渉しそうだったので、底に敷くスポンジだけは薄く裂いて厚みを0.5cmにしました。

サイズは以下のような感じです。

f:id:for_rio:20200418234107j:plain

 

  • 鍵盤の間をすきまパテで埋める

鍵盤と鍵盤の間を配管用のパテで埋め、コントローラーの中での反響音を抑えます。これもポピュラーな方法で、粘土工作の要領でパテを小さくちぎって鍵盤の間に詰めていくだけです。

プレコンで気をつけるべきは、配線が固まっている6鍵付近は避けること、

f:id:for_rio:20200418235822j:plain

それから、白鍵の下と側面にパテを入れないことです。ここにパテを盛ってしまうと蓋が閉まらなくなります。白鍵は鍵盤の間だけ埋めました。

f:id:for_rio:20200418235912j:plain

 

  • コントローラーの下に吸音スポンジを置く

コントローラーの内部に敷き詰めた吸音スポンジを、コントローラーの下にも敷くことにしました。先ほどのスポンジは厚み1cmでしたが、こちらは厚み5cmのものです。騒音と振動の吸収効果のほか、立ち環境の高さを確保し、鍵盤と身体の距離も合わせやすくなったのでとても役に立っています。見た目は微妙ですが。

f:id:for_rio:20200419000546j:plain

 

  • 鍵盤部分を上からタオルで覆う

鍵盤がカチャカチャ鳴る音をある程度吸収してくれます。どこに何鍵があるのか分からなくなりますが、どうせブラインドタッチなのでプレイに支障はありません。

f:id:for_rio:20200425161911j:plain

 

効果

下の階に響きそうな反響音は大幅に減り、鍵盤そのものが乾いた音を出しているだけという感じになりました。近所迷惑度は下がったはずですが、部屋の中は普通にカチャカチャうるさいので、同居人にはやはり迷惑だと思います。

静音化したからといって完全に無音というレベルにはならないので、引き続き夜間早朝を避け、家族に迷惑をかけないようにやりたいと思います…。

2020/3 読書月記

  • 負ける建築

負ける建築 (岩波現代文庫)

新国立競技場、高輪ゲートウェイ駅など、今を時めく建築家隈研吾による建築評論。日本で一番有名な建築家というと、今はやはり彼なのではないかと思います。この本は、いろいろな時代、ムーブメント、建築家などについての彼の手による評論を一冊にまとめたものです。

隈研吾という建築家は、建築という行為にある種の罪悪感を抱いているのかもしれません。場所を取り、資源を浪費し、一度建てたら何十年も残り続ける取り返しのつかない巨大な異物。それでも彼はその罪深い「建築」にこだわり、あえて建築という手法を用いてそういった問題を解決していこうとしました。

なんというかポストモダン評論的な文章で、すっと頭に入ってくるものではなく、読み解くためにある程度の集中を要します。私にとっては表層をなぞるだけで終わってしまった感じでしたが、建築に詳しい人だったらもっと深く理解できるでしょう。

本筋とはまったく関係ないのですが、容積率というのは景観や暮らしやすさを守るためだけではなく、土地の価値を固定化して経済を安定させる意図で導入されたという記述があり、膝を打つ思いでした。

 

  • なぜぼくが新国立競技場をつくるのか

なぜぼくが新国立競技場をつくるのか

これは上の『負ける建築』の10倍くらい読みやすいでしょう。想定しているターゲットが違って、『負ける建築』が建築学科の意欲的な大学生の読み物だとしたら、こちらはたぶん普通の高校生でも読めます。

私個人が好きなのは圧倒的にこちらです。それはおそらく、今の自分の一番の職業的関心が「いかに分かりやすく伝えるか」ということにあるからです。

新国立競技場を作るということは、いわば建築界のオリンピック日本代表みたいなもので、一般的には華々しい名誉と映るでしょう。それなのに、本人は「火中の栗を拾う」という言い方をしていたことが印象的でした。日本中の注目を集める、彼の言葉でいうと「国民全員が何か物申したいと思っている」プロジェクトを引き受けることには、やはり相当なプレッシャーがあるのだろうと想像します。

最初の方で話題に挙がっているデザインビルドに対する考え方が良かったです。「建築家は世間知らずの変人ではなく、社会のソリューションを考えられる人間でなければならない」「そのためには妥協も必要」と言い切っています。これは本当にその通りで、どんなに良いアイディアがあっても、それをなんとかして形にできなければ、そのアイディアが建築としての社会的役割を果たす日は永遠に来ないのです。ゼネコンから素材やデザインの指定を受けることがあっても、その制約の中で粘り強く理想を求めていけば良いものを作ることはできるはずだと語っていて、私個人はその現実的な考え方にとても好感を持ちました。

 

  • 絶対に行けない世界の非公開区域99

絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで

「絶対に行けない」の理由は、軍事機密、宗教上の聖地、地雷原、原住民が侵入を拒む島、噂はされているが存在未確認の場所など。「入ってはいけない」と言われると逆に好奇心をかきたてられるのが人間の性というもので、実際に入るという危険を冒すことなくその好奇心を満たすことができるのがこの本です。

政治や軍事、インテリジェンス関係の施設が非公開なのはある意味で当たり前なのですが、それ以外の場所については色々と発見がありました。キプロスの内戦で40年前に突然打ち捨てられてから時が止まったままのビーチリゾートや、ほんの50年前に生まれたばかりの島で、まっさらなところから生態系が育まれる過程を観察するために外部からの生物の持ち込みを禁止しているスルツェイなど、初めて知ることが多くてとても面白かったです。

IIDX 2020/3 着実なリハビリ(~☆11)

指の状態に対する不安がなくなり、実機でのプレイを2か月半続けることができています。これだけ連続してできるのは、腕を痛めてから2年半の間一度もなかったことで、自分の力でここまで症状を改善できたことに大きな達成感がありました。

 

鍵盤のリハビリはついに☆11まで到達しました。

10までは「前よりむしろ上手くなってるかも」と思いながらやれたのですが、☆11に入ると物量耐性が大幅に落ちているのを痛感しました。EXHついてる曲でハード落ちしかけたり、スコアが前作-300点だったり。別に☆11から何か特別なものが求められるというわけではなく、自分の安定する/しないの境目が☆10と☆11の間にあっただけだと思うのですが、ここに来て突然苦戦を強いられるようになった感じでした。

そのため、とにかく数をこなして物量に慣れるというのと、視線の置き方を忘れているように思ったので明確な見切りラインを持つことを意識しました。本家の☆11BMSsl0をしばらくやっていると、物量に潰される感じが少しずつなくなっていきました。

また、指の動きの方もかなり悪くなっているように感じました。特に高速譜面と1-26-7絡みの配置が顕著で、指がもつれるせいで押し過ぎたり、逆に指が追いつかなくて見逃してしまうということが多かったです。自分の指ではないような違和感があって気持ち悪かったですが、これもsl0をやっているうちに改善してきました。日を追って少しずつ良くなってきたというよりは、ずっと指が動かない日が続くと思ったらある日突然動くようになった、というように階段状に改善してきた感じでした。

今はBMSsl0sl1のハード埋めをしています。このまま少しずつ物量耐性と指の運動性を上げていければと思います。

 

また、コロナの件で最近ゲーセンに行けていないですが、ACでは密度慣れと並行して☆8のスコア狙い・連皿の練習をずっとやっていました。

スコアに取り組むのは今回がほぼ初めてで、ジャストなタイミングで押すために何を意識すればいいか分からなかったのと、コツをつかみかけた気がしてもその集中力が2分間続かなかったりして、先月はあまり目に見えた成果はありませんでした。それでも継続してやっていたところ、今月は☆8のいくつかの曲で前作ゴーストを大幅に超えるスコアが出せるようになりました。BAD BOY BASSやWanna Party?、バビロニアがAAとAAAの間に来たくらいですが…。とはいっても、スコアを狙う方法がほんの少しだけ分かったような気はしました。

連皿も今回集中的にやったおかげでずいぶん上手くなりました。☆10の皿曲にはいくつかEXHがつき、上位曲以外はEXHが狙える範囲に入ってきました。一方で、☆11に行くと鍵盤との絡みが増えてきて、まだ戻ってきていない皿複合力がネックになって皿も鍵盤も取りきれないことが多いように感じました。外出自粛になってからBMSで皿難易度表の◎0、◎1を導入したので、しばらくはそちらで練習しようと思っています。

私が一番できない分野である連皿とスコアをこの機会に少しでも伸ばせたということは、それなりに自信になりました。この二つでさえやればできるんだから、他の要素も練習すればちゃんとできるようになるだろうなと。それ以外に気になるところというと縦連の弱さなので、少ししたらまたS乱を取り入れていきたいと思っています。

カフェ巡り 2

最近はコロナのこともあってあまり外に出られないので、「カフェに行ったつもりになる」という気持ちでこの記事を書いています…。

 

  • TIES(本郷)

ここは私が行ったカフェの中でも文句なしの最高の場所です。日常を忘れて落ち着いた時間を過ごしたくなった時にたびたび訪れています。

コーヒーもそうですが、特にケーキが美味しいです。いつも夕方に行くとほとんど売り切れているので、ケーキ目当てならお昼頃に行った方がよさそうです。

f:id:for_rio:20200314172722j:plain

f:id:for_rio:20200328180046j:plain

BGMには控え目な音量でクラシックのピアノ曲がかかっています。選曲が素敵で、大好きなブラームスの晩年の小品が流れていた時は個人的にちょっと感動しました。

  • DAVIDE COFFEE STOP(入谷)

メキシコ風の内装が目を引くコーヒースタンド。ターコイズブルーのタイルやレトロなネオンサインは日本にいることを忘れるようです。

f:id:for_rio:20200308165927j:plain

同じターコイズブルーのタイルがテーブルにも使われています。長居するタイプのカフェというよりはパッと飲んでパッと出るスタイルを念頭に置いているらしく、パイプの上に座る席があったりするのが面白いです。

f:id:for_rio:20200308170641j:plain

地下にはカラフルなガレージがあり、床板を持ち上げると階段が現れる仕掛けのようです。すごくポップです。

f:id:for_rio:20200308170416j:plain

 

  • アール座読書館(高円寺)

私語禁止の静かな喫茶店です。

植物やアクアリウムに囲まれたアンティークな空間で、存分に非日常感を味わうことができます。コーヒーはポットサービスでたっぷり提供され、一人でゆっくりと読書などをするのに最適です。店内の蔵書もたくさんあるので、そこで借りたものをその場で読むというのも良さそうです。

f:id:for_rio:20200328181750j:plain

 

  • 喫茶 半月(蔵前)

ここもアンティークな雰囲気が素敵なカフェです。写真の木のカウンター席のほか、クラシカルな絨毯が敷いてあるところもあります。

カフェの街、蔵前の中でも人気が高く、いつも人が並んでいるイメージです。カフェとしては珍しいほど空間が広く、優雅な時を過ごすことができます。

f:id:for_rio:20200404163030j:plain

2020/2 読書月記

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

映画「深き魂の黎明」を観てからすっかりハマってしまい、単行本を全部買いました。

久しく忘れていた冒険のロマンを思い出させてくれる作品です。昔好きだったウィザードリィの世界や、エベレストに挑む登山家たちの物語が別の形を取って蘇ってくるようでした。ウィザードリィには『隣り合わせの灰と青春』というノベライズがありましたが、リコたちが進む道のすぐ隣には灰――つまり死が、あるいはミーティやイルミューイのような死よりも残酷な道へと落ちる穴がぱっくりと口を開けています。彼らの青春はあまりにも過酷な世界にあり、死と隣り合わせの壮絶な環境だからこそ、生命は極限まで濃密な色彩を見せるのです。

冒険そのもの以外にも、ダンジョン飯の作り方やモンスターの生態についての描写が詳しく、冒険の手触りを感じられるのが面白いです。あとキャラデザがとてもかわいくて好きです、特にナナチが。

 

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

いつか読もうと思ったまま長いこと忘れていたのですが、沢尻エリカさんの件で久しぶりに思い出してついに手に取りました。

世間から見れば「人気絶頂の時に突然のスキャンダルで破滅した悲劇の物語」なのかもしれませんが、りりこは自分が破滅に向かっていることなんて初めから分かっていて、葛藤の中、その限られた時間をがむしゃらに駆け抜けたのでしょう。それはそれでやりきったということであり、彼女にとっては誇らしいものなのかもしれません。

ファッションや言葉遣いが全体的にレトロで、コテコテのバブル文化を味わえます。

 

新釈三国志 上 (日経ビジネス人文庫 グリーン と 1-4)

実は今まで三国志に一度も触れたことがなく、これが初三国志です。

戦いの物語をドラマチックに描くというよりは、各陣営を組織論の切り口で分析するような本です。何をすると部下の力を引き出せるのか、逆に何をすると部下に裏切られるのかという事例が詰まっていて、現代人にも参考になります。自分の仕事上の振る舞いを振り返ってみると、これでは周りのメンバーが安心して力を発揮できないだろうな、と反省するところもありました。

また、出来事や人物を日本史に例えて解説してくれるので、イメージが持ちやすくてありがたかったです(別に日本史に明るいわけでもないのですが、世界史よりは分かるので)。

jump one

jump oneという暗闇トランポリンのジムに最近ハマっています。

まさかこんな運動の苦手な人間が好き好んでジムに通うようになるとは思わなかったです。そのくらい楽しいです。(残念ながら今はコロナ対策のため自粛中です…)

 

エクササイズの内容

公式の動画があります。こんな感じです。

www.youtube.com

洋楽のヒット曲に合わせてトランポリンの上でジャンプしたり、ステップを踏んだり、筋トレしたりします。1回のレッスンで10曲を跳び、全体で45分のプログラムです。見た目よりもハードな運動で、45分間跳ぶと滝のように汗をかきます。

トランポリンの上で運動するメリットは、トランポリンが衝撃を吸収してくれて膝に負担がかかりにくいことと、足元が不安定なので体幹を鍛えられることのようです。

 

音楽に合わせて身体を動かすのは本当に楽しいです。 

私の場合ですが、「体力をつけたい」「年齢的にそろそろ運動をしないとまずい気がする」とは前々から思っていたものの、そんなに強い動機があったわけではなく、ストイックに身体を鍛えるタイプの普通のジムは辛そうで続かないだろうなと思っていました。

jump oneを始めたのは、そういうストイック感やハードルの高さがなくて、純粋にとても楽しかったからです。入会して半年くらい経ちますが、今でもあまり目的意識はなく、楽しいからというだけで通っています。

体験レッスンの時に私が受けた印象は「健康に良いクラブ」でした。好きな音楽を大音量と派手なライティングの下で思いきり楽しむ体験は、スポーツジムというよりもクラブのそれに近いです。

 

プログラム

「運動の内容」×「音楽ジャンル」の組み合わせでいろいろなプログラムが用意されていて、好みのものを選んで受講できます。

 

運動の内容

  • Rhythm jumpRj

ジャンプがメイン。一番オーソドックスなプログラムです。振りはそんなに難しくないですが、有酸素運動系で体力を使います。

  • Dance jumpDj

Rjにダンスの要素が加わったもの。2ステップ、ランニングマンなど、Rjよりもステップの動きが多いです。振りが少し難しく、より踊ってる感があって楽しいです。運動強度はそこまで高くないですが、体幹が鍛えられる感じはします。

  • Boot jumpBj

Rjに筋トレの要素が加わったもの。腹筋したりスクワットしたり。心肺機能というよりは筋肉が鍛えられるイメージです。

 

音楽ジャンル

Hit(最近のヒットチャートの曲)、年代別(00sなど昔の曲)、ジャンル別(EDM、Rock、Soul、Reggaeなど)があります。私はHit系とEDMが好きでそればかり受けています。

 

よく質問されること

  • トランポリンから落ちたりしない?

高く跳ぶのではなく、低いジャンプで回数を跳ぶ感じなので、トランポリンから落ちたり隣の人のところに行ってしまったりすることはないです。一番脚を高く上げるジャンプでも20cm~30cmくらいしか跳びません。また、脚を高く上げる時はバーを持つので、重心も安定しています。

 

  • ジムの中で人間関係ができる? 

ジムの中で友達を作っている人もいますが、誰とも会話せず一人で淡々とレッスンを受けている人の方が多い気がします。インストラクターさんは会員の顔を覚えていて、帰り際に色々話しかけてくれます。

 

  • ノリについていける?

おそらく人を選びます。ライブのような感じでよく声を出したりもするので("Make some noise!" "Fooooo!" みたいな)、そういうのはちょっと…という方もいると思います。

 

  • キラキラ女子みたいな人ばかりいる?

自分も含めて全然そんなことはないです

 

  • 痩せる?

月に8〜10回のペースで通っていますが、体重は変わりません。私がもともと痩せ型だというのはあるかもしれませんが

ただ、筋肉量はかなり増えました。特に脚の筋肉と腹筋がつきます(腹筋を使って脚を持ち上げるので)。脂肪を減らして筋肉を増やすので、体重は変わらないとしても、太りにくくはなると思います。

2020/1 読書月記

月一で記録を残していこうと思いました。いつまで続くか分かりませんが

 

  • 他人の顔

他人の顔 (新潮文庫)

顔の社会的な意義云々よりも、この「持たざる者」特有の異常な執着にすごく身に覚えがあって痛々しかったです。「それ」について毎晩考え込み、こんなことは普通に生きていれば一切考えないのだろうと気づいて落ち込んだり、挙動不審になるほどに意識しているのにそんなことは気にしていないと強がってみたり。過去になんとか処理したはずの苦しみの残骸を掘り返されたような気分になりました。

 

  • The Mindbody Prescription

The Mindbody Prescription

精神的な問題が原因で起こる慢性痛のメカニズム・治療方法を解説した本。この本を読んだだけで、どんな治療を試しても効果のなかった長年の頸肩腕障害・腱鞘炎が急速に回復に向かっています。感謝しかありません。そのうち個別に記事を書きたいです。

 

  • 努力2.0

世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0

変化の激しいeスポーツの世界で一線で戦い続けるときど選手の努力論。

とても読みやすい本で、衝動的に買った後、その場で1時間ちょっとで衝動的に読みました。資格試験の世界で精神を削って戦っていた頃のことを思い出し、納得できる箇所も多かったです。

ゲーマーとしては読んでいて耳の痛いこともありました。自分の使っているキャラに調整が入った時、多くのプレイヤーはこれまで練習してきた戦術を捨てることができなくて、今までのムーブに「足す」方針で対応しようとする。でもそういうツギハギはだいたい非効率で、環境が変わったら、これまでの積み重ねにとらわれずにゼロベースで戦術を組み立て直した方が強くなれる。仮にそのキャラが初めからその性能だったなら、そんな動きはしないはず…。

私には格ゲーのことは何も分かりませんが、音ゲーでも「捨てるのがもったいない」という抵抗感から色々理由をつけて変化を避けてしまっている自覚があり、心に刺さった部分でした。

 

5分でわかれ!印象派

漫画で解説する印象派の歴史。現代の価値観に引きつけて説明してくれるので読みやすく、とても面白いです。

私は美術鑑賞が好きで10年くらい美術館に通っているのですが、別に絵に詳しいわけではなく、その時代における作品の意味や画家どうしの関係性などを考えたことはありませんでした。こうやって時代背景や歴史が分かると、美術館に行くのが劇的に面白くなりそうです。

これを読んだ後で思い返してみると、作品には画家の性格が色濃く表れているように感じます。マネの表現ははっきりしていて迷いがなく、ゴーギャンの作品からは強いメッセージ性を感じます。ルノワールの作品は温かく、人間が好きなんだろうなというのが伝わってきますし、シスレーの描く風景はいつも穏やかで落ち着いています。