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IIDX 2024/1 短い不調からの回復

先月まで好調だったのですが、年末年始に1週間くらい休んで戻ってきたところ、☆12のBPが軒並み2倍になっていました。

一番気になったのはトリルと皿複合が突然下手になったことです。普通に押せるはずの配置を「このトリルは押せない」と誤認して丸ごと諦めたり、「力を入れないと押せない」という勘違いで異常な力が入ってしまう感じでした。

押せない時間が長く続くと、そのうち目線という概念が消滅して譜面の認識をやめてしまうようになりました。例えば1-3トリルが押せないのでそれを視界から消して4~7だけを見るなど、レーンを縦に分割して見るようになったからかもしれません。かといって目線を無理に作ろうとすると本当に狭い範囲しか見られなくなり、物量に耐えられなくて結局また目線を手放してしまいました。判定は極端にSLOWに寄りました。

 

突然こうなった理由は分かりませんが、本来押せる配置を押せないと思い込んでしまっていることが問題で、難易度を落としてちゃんと押せるということを思い出せれば元の認識力を取り戻せるのではと思いました。試しにこちらの方法で低難度のスコア、FC狙いをやってみたところ、すぐに効果があり、1週間以上狂っていた認識を3日ほどで元に戻すことができました。

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個人的には、☆7~☆8くらいの素直なハイパー譜面のスコア狙いが特に効いたと思っています。

一番重要だと思ったのは、スコアを意識する時の目線は常に判定ラインとの関係性が保たれているということです。判定ラインを基準にして自動的に目線の位置が決まり、あまり頑張らなくてもそれをキープできる感覚がありました。☆11で無理やり目線を作ろうとしていた時はこれとは逆で、何もないところに唐突にピンを刺すように目線というものを生成しようとして失敗していました。単発のスコア狙いの中で、目線というのは本来そういうものではなく、判定ラインの裏付けがあって自然と定まるものだということを思い出しました。

この感覚を十分に体に染み込ませてから、見る範囲を少し縦に広げて同じ目線を☆11に適用する、その次は☆12の下位に適用する、…という感じで難易度を上げていきました。

この小さなスランプを超えた後は、なぜか地力A+くらいの高速曲(東京神話、お菓子の王国など)が全体的に一段階上手くなりました。スコアを狙う方法も少し分かった気がして嬉しかったです。

 

月の後半は、前作とほぼ曲目が同じはずの中伝になぜか落ちるという事件があり、かなりへこんだのでひたすら物量をやっていました。(後日やり直して無事合格しました)

スタミナ系はどちらかというと苦手な方と自覚していて、無意識のうちに避けてきてしまったことを反省し、B4Uリミなど体力に特化した譜面をよく回していました。このおかげで曲の途中で力尽きることが少なくなってきた気がします。

 

今月はTrill auf G、デモーニッシュにハードがつきました。地力が上がらない時期が本当に長かったのですが、最近ついに軌道に乗ってきた感じがして嬉しいです。