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IIDX 2022/2 高速の練習(2回目)

今月は運指力を鍛えるため、高速の練習に集中していました。

 

高速に課題を感じた経緯は前回書いた通りです。復帰してからは選曲をほとんど高速に寄せているはずなのに未だに高速が下手というあまり目を向けたくない現実がありますが、それでも今まで高速をたくさんやってきたからこそ「この程度の苦手度」で済んでいるという気もしてきました。

ただ、これまであまり運指力が鍛えられなかったのは、指先だけふわっと動かしてごまかすような押し方を多用してきたからではないかとは思っています。おそらく脱力というのはそういうことではなく、指に腕の重さをきちんと乗せて押し、その後は筋肉を使って素早く引き上げる必要があった気がします。よく分かりませんが…。

 

そこで、当面はきちんと指を動かす意識を持って下から上までひたすら高速曲を触っていく方針にしたのですが、あまりにも新規クリアに行き詰まりを感じていたため、よほど調子が良くない限りは自分の中でランプを狙うことを禁止にしました。

当たり前なのですが、クリアランプの更新に挑戦しなければ失敗することは絶対にないんですよね。根っからのクリアラーなので最初これに気づいた時は衝撃を受けました。今の自分の実力でクリアするのは難しいというのは理解していても、延々FAILEDを見続けると成長できない自分を可視化されているようで苦しくなってきます。ランプを狙わないようにすることでそういう落ち込み方をすることが減り、冷静にプレーできて集中力を保てるようになりました。また、目の前のミスを減らすことだけではなくリズム通り丁寧に押すことも意識できるようになり、経験値の質がかなり上がったように思います。クリアを狙わないIIDXは本当に楽しいです。

 

具体的にやっていたのは、高速、トリル、連打といった属性の☆12を周回することでした。地力Aくらいまでで110曲ほど課題曲を決め(師匠の方にマークをつけていただきました、足を向けて寝られません…)、基本的にはランダムの一発勝負で一通り触って、こんな感じで結果を記録していきました。もちろん当たり外れや調子の良し悪しはあるので、この結果からはハードの安定度が見えてくるという解釈をしています。

記録を残すことで得意苦手の傾向が見えてくるのと、外れたり押せなかったりした時に「今のは見なかったことにしてもう1回やり直そう」のような逃げ方をしなくなるので、良い緊張感につながったと思います。

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なお、これを一周したくらいでは特に運指力に変化は見られなかったので(そんな簡単に指が動くようになるはずがないと思います)、3月は2周目をやってみるつもりです。

 

☆12の更新は、イージー+4個、ハード+4個。上に書いた通りランプを狙わないようにしていたので、更新があったのは2月に新しく解禁した曲がほとんどです。

ただ一つだけとても嬉しかったのは、Red. by Full Metal Jacketにハードがついたことです。連皿は昔(ブランクが空く前)壊滅的に苦手だったのですが、そこから少しずつ練習して、ついに普通レベルくらいまで持ってくることができました。同じように、高速だって練習すれば少しずつ改善していけるはずです。

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