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IIDX 2021/10 皿複合の練習、地力B+ハード

引き続きACを中心にして、皿複合の改善に集中的に取り組んだ月でした。

 

ここにも何回か書いている気がしますが、私はBMSの地力に比べてACがあまり上手くならないという悩みを前から持っています。BMSとACのハイスピを合わせるなど色々と試してみたのですが、それだけでAC側の地力が完全に追いつくことはありませんでした。

そこで、他にどんな理由があるかと考えた時に、本家は鍵盤の単純な密度というよりは皿複合で難易度を上げている曲が多く、自分の場合はその皿複合がネックになっているからではないか?と思い立ちました。

そう考えてみると下の方の難易度では皿複合系が未難で残り、連皿も皿についてくる鍵盤が取れないせいで長い間頭打ちになっていました。そんなことは前から分かっていたはずなのですが、課題としてとらえられていませんでした。それに気づいてからは、今まで「なぜかできない」と思っていた曲は実は皿絡みが原因だったものが多いことに気がつき、見える世界がまた一つクリアになりました。

 

私は小指皿で(手のサイズ的に手首が届かず…)、皿絡みはベチャ押しで取っています。

まず試しに、皿複合でない普通の☆10、☆11をベチャ押し縛りで1曲通してみると、案外拾うことはできます。以前これを☆10でひたすら練習した時期があるので、そのおかげかもしれません。ただ実際に皿が降ってくると、目線が皿側に吸い寄せられて鍵盤側の認識を手放してしまうような感覚がありました。

そのため、崩した状態で鍵盤を押す行為の練度というよりは皿を取る行為の練度、皿が絡んだ時の認識面がネックになっていると思い、やはり実際に皿が降ってくる曲で練習することにしました。皿が来るところこそ横一直線に見る、端の7番までしっかり視界に入れるということを強く意識しました。

具体的にはACでこのあたりを回していました。苦手を気に病むのではなく、練習だから今はできなくていい、できないことをやってるんだから、というフラットな気持ちで取り組めたのが良かったです。苦手分野に寄せた練習をする時は、ダメでもともとという考え方が本当に大事だと思います。

  • ☆10:Really Love、garden、Level One[H]、ミラージュ・レジデンス
  • ☆11:Sun Field、POLKAMANIA、Overload Frontier、Night! Night! Night!、Beyond the earth
  • ☆12:LASER CRUSTER、FIRE FIRE、ALBIDA、Friction Function、SAY BAY、Feel The Beat[A]

 

皿複合についてはフィジカル的な側面が強いせいか、数をこなせばそれに比例して少しずつアベレージが上がっていき、手応えを感じながら取り組むことができました。1日の選曲の半分は皿複合に特化した曲を選んでいて、密度高く練習できた効果でもあると思います。

とはいっても、☆12をやっているとまだまだ皿で崩されることが多いので、これを少なくともあと1ヶ月は続けたいです。

 

☆12のイージーは+3曲、ECHIDNAがS帯の初ランプになりました。

ハードは11曲ついて、少し前まで永遠にできる気がしないと思っていた地力B+がついに手の届くところまで来ました。まだ実際にハードできた曲は少ないですが、全体的に狙える範囲には入ってきたという感じです。

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別に何かを変えたからハードが進んだというわけではなく、単純に今まで積み上げてきた経験が一定の閾値に達したことにより、結果として表れるようになったということだと思います。

ここ数ヶ月は技術的にも精神的にも迷走を重ねていて、自分にB+ができる日が来るとはどうしても思えませんでした。でも今になって振り返ってみると、そんなに高いハードルではなかったなと感じます。

それと同じように、今は逆立ちしても無理と感じていることも少し先の自分には案外あっさりとできているのかもしれないのだから、現時点で感じる壁の高さは絶対的なものではなく、そんなに気にしなくていいんだろうなとも思いました。