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IIDX 2021/9 スコアの練習、心境の変化

ACで力を発揮できないという課題(?)があったので、引き続きほとんどACをプレーしていました。

メインにしていたのはスコアの練習で、☆11で大量に出ているGOODを減らして認識や打鍵の精度を高めることを目標にしていました。具体的には、スタンダードで☆8~☆11を行き来して、最初は☆10以下でAAA-表記を目標にスコアを狙い、感覚を掴んだらEXH済の☆11で同じことをしてみるというのを繰り返しました。

昔は☆10以下でもAAが出たら大喜びするレベルのスコア力だったのですが、全体のリズムを把握して均一な打鍵音を鳴らす意識をすることで、☆9や☆10でAAA-が次々と出せるようになりました。自分にはスコアは全然分からないと思っていたのに、気付きひとつでこれだけ変わるんだなという感動がありました。

ただ、それはある程度地力が足りていることが前提の話で、同じことを☆11に適用しようとするとうまくいかなかったです。精度を取ろうとすると目線が下がり、そのせいで物量についていけなくなるという状態でした。このままでは☆10以下と☆11以上の押し方が完全に断絶してしまい、いくらスコアに取り組んでも☆11の精度の向上には繋がらないと感じていました。

 

Twitterでそんな話をしていたところ、師匠のような方に「スコアを取ろうとして目線が下がるのはレーンが縦に長すぎるからで、白数字を増やした方がいい」というアドバイスを頂き、サドプラを下げることにしました。

見るべきエリアが狭まったことで目線の固定が楽になり、クリアとスコアで共通して使える視界を得ることができて、これだけで☆11のスコアを大幅に伸ばすことができました。それでもまだGOODは多いのですが、環境面は整えることができたということで、あとは長期的な目線でやっていければいいと思います。

 

まだハイスピ周りは調整中ですが、今は以下のようになっています。

  • before:白279/緑313/判定位置+1.30
  • after:白329/緑296/判定位置-0.10

白数字を増やすことで緑数字を減らすことができました。今まではレーン全体を見ていたつもりで、実際には見えていなかった(見えていないエリアの分だけ緑数字が大きくなっていた)ということなのだと思います。

また、判定位置はスコアに取り組み始めてからかなり埋まりました。前は拾うことだけを意識していたのでどうしても早入りになっていて、判定が適正な位置よりも浮いていたように思います。

 

 

あと今月変わったことでもうひとつ大きかったのは、6月くらいから引きずっていたモチベーションの問題に一区切りついたことです。

地力B+のハードという大きな壁にぶつかり、時にはスランプに陥ったりもして何ヶ月も苦しみ、自分にはここが限界なのではないかとずっと思っていました。そしてもうやめようとまで考えた先に湧いてきたのは、こんなに苦しんでまで上手くなりたかったのか?自分のやりたかったことは本当にそれなのか?というシンプルな疑問でした。

考えてみると、私が一番悲しかったのは、上手くならないことよりも楽しめなくなったことでした。このゲームが楽しかった頃に戻りたいとずっと思っていました。壁に当たってからは上達にばかり固執するようになって、一番大切にしていたことを忘れてしまっていたと思います。

それに気づいてからは、本当に少しずつですが、穏やかにプレーできるようになっていきました。ACに行く時は、その日やりたい☆10以下の好きな曲を1曲決めて行くようになりました。今日はスコアのコツを掴むためではなく、まして未難を埋めるためなんかでもなく、この曲をやるためだけに行くんだと思って。

 

どんなに苦しくなっても、上手くなりたいという気持ちを捨てることは自分には無理だと思います。でも少しだけ、例えば3分の1だけ手放すことならきっとできるはずで、自分なりの「上手くなりたいという執着を手放す方法」を探すことがモチベーションを保つということだと知りました。

私はもう上には行けないのかもしれない、でも好きだからやる。本当は最初からそれで良かったし、その気持ちをこの先も忘れてはいけないと思いました。

 

☆12のランプはイージー+2、ハード+3。簡単な曲にはEXHもつくようになってきました。復帰前からの長年の目標だったShooting Fireballをハードできたのが嬉しかったです。

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