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IIDX 2023/6 手の疲労感と縦連の上達

全体的に調子が悪く、☆12に触れられるコンディションの日は限られていました。

一番強く感じていた問題は手の動きの悪さで、左手が動かないせいで皿複合(特にS+2)が満足に取れなくなり、それが常に足を引っ張っている感じでした。筋肉の蓄積疲労が原因のように感じて、疲れを抜くために1週間空けた時もあったのですが、何も変わりませんでした。

あと、2ヶ月前に立ち方・立ち位置を少し変えていて、もしかしたら今になってその影響が出てきているのかもしれないとも思いましたが、前の立ち位置に戻すと鍵盤に力を伝えづらく感じて結局元の場所に戻ってきてしまいました。

また、目線は自然に任せるとどんどん下がっていくようになり、ふと気づくと判定文字付近(画面の下1/3くらい)を見ていたりしたので、意識的に上げていく必要がありました。

 

その中でも比較的調子の良い日は、前よりも譜面の解像度が上がっていることを感じられました。昔から定期的に触れている曲で、今まで気づかなかった細かい連打が見えるようになったりしたのは認識力の向上だと思います。ただ指の動きに変換するのが追いつかず、目の前を通り過ぎた後でワンテンポ遅れてどう押せば良かったのかが分かったりしました。単に目線が下がっていたせいかもしれないし、指の動きに変換する部分の処理速度そのものが前より遅くなったような気もします。

とりあえずは緑数字を増やして(295→298)、FAST/SLOWのリアルタイム表示を消すことにしました。最近このFAST/SLOWは余裕のある難易度のスコア狙いの時以外消した方がいいように感じています。F/Sが表示されているとタイミングを調整しようとする意識が働くのですが、認識に余裕のない時にこの意識が割り込んでくると認識の邪魔になります。スコアを狙わないなら、タイミング調整のプロセスは止めてしまい、そのリソースを通常の認識に振り向けた方が良さそうです。昨年末からの一連の不調の中で実感した重要なことのひとつです。

 

一方で☆11の完成度は全体的に上がりました。どう頑張っても☆11が限界という日が多かったせいもあるのですが、☆11のEXHだけは次々と埋めていけました。

EXHはほんの少し上手くなった部分があるだけでランプが増えるのでモチベーションになります。☆12中位~の出来を変えるためには5段階くらい地力を上げなければならないけれど、EXHは地力が1段階上がっただけで点くものが色々あるというイメージで、小さな成長を実感するうえで大事だと思っています。

 

あと、今月は特別練習したわけでもないのに縦連が突然上手くなりました。物量のキャパはガタ落ちしましたが、逆に縦連については自覚できるほど認識に余裕が生まれ、今まで速さに追いつかなかったような譜面を「そんなに速くないな」と思いながら押せるようになりました。

筋肉の状態が悪い時期に縦連が上手くなるのは謎ですが、私の場合、縦連が押せないのは認識の問題が大きかったのかもしれません。縦連で必要とされる種類の認識力が上がったか、縦連という属性は目線が下がっていた方が認識しやすいのか、どちらかかなと思います。ただそうだとしても本当に手が動かなかったら物理的に押せるわけがないので、今悩んでいる手の動きの問題は認識に起因していて、筋肉の方に問題はないのかもしれないとも感じていました。

 

今月は☆12の更新はありません。

少し前まではスランプに入るとそこから抜け出そうと試行錯誤していましたが、今回はもう「そういう時期なので仕方ない」と思うようになっていて、特に何もしませんでした。大きな流れに逆らうことはできないように感じたのと、何とか改善しようとして逆に深みにはまっていった前回のことを思い出すと、下手に動いて挫折感を積み重ねる方が悪影響なのではと考えていました。

状況は改善しなかった代わりに苦しさもそこまでなかったので、私の場合は嵐が過ぎるのを待つくらいがちょうどいいのかなとも思っています。