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IIDX 2022/5 50/50への適応

今月は少し環境の変化がありました。

ホームにバネを20gに換装したいわゆる脱法ライトニングがあって私はその筐体を愛用していたのですが、プロリーグへの参加をきっかけに全台デフォルトに統一されてしまい、50/50に慣れる必要が生じてきました。私は初心者の頃から50/20の鍵盤しか触ってこなかったのもあり、完全に適応するまで半月くらいかかりました。

 

実際に触ってみて気づいたのですが、軽い鍵盤と重い鍵盤では力を使うポイントが違う気がします。

軽い鍵盤は押した後に自分の力で鍵盤から指を引き上げなければならず、その動作に筋肉を使っていたと思います(昔いろいろあって腕の筋肉が弱っていた時期が長かったのですが、その時たまにIIDXを触ると疲労を感じるのはいつも伸筋の方でした)。一方で、重い鍵盤で力が必要になるのは鍵盤を押す瞬間で、指を持ち上げる動作はバネがある程度補助してくれます。

この違いに適応するため、しばらくは以下のような動作イメージを持って打鍵するようにしました。

  • 鍵盤を押す時:力を手首から先だけで生み出すのではなく、腕の自重を指に乗せる

    • 腕は自重だけで1本あたり100gを遥かに超える重さがあるはずで、特に力を入れなくても、腕を少し持ち上げてストンと落とすだけで100gの鍵盤は反応してくれるはず
    • 腕が肩から吊られているイメージを持つと腕の重さをスムーズに指先に伝えることができる
  • 押した後に指を持ち上げる時:自分の力は使わず、バネの戻りに完全に任せてしまう

 

これを意識しながら最初は☆6や☆7からプレーし、そのレベルで鍵盤を重く感じず自然な打鍵ができたら次のレベルに行く、重く感じたら元のレベルに戻ってもう一度動作を定着させる、ということを繰り返しました。

初めは高速や押しにくい配置に苦戦しましたが、最終的には☆12の高難度を20gの時と同じように軽く、指先だけでさらさらと押すことができるようになりました。(それが良いことなのかは分かりませんが…)

なお、慣れないうちはたとえ自覚がなくても普段より手指に負荷がかかっていると思い、最初はプレー頻度を半分くらいに減らして様子見をしていました。あとは今まで2クレだったアップに3クレかけるようになりました。多少調子が良いからといってアップを短めで切り上げると後で認識が崩壊することが多かったです。

 

☆12の更新はイージー+1個、ハード+9個。

50gに慣れてから調子が上がって、ハードはB+帯で苦戦していた曲が徐々に埋まってきているのと、地力Aについても得意な属性から少しずつハードがつくようになりました。

今後は変わらず高速をメインに練習していくのと、縦連については50gの方が押しやすいと聞いたりもするので、その恩恵を受けられると良いなと思っています。