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IIDX 2020/10 調子を崩した話、苦手への向き合い方

引き続き運指力の強化をテーマにしていましたが、手応えは微妙でした。

先月くらいから、Snow Gooseなど☆11の高速曲を的確に押せるようになることを目標にして高速を集中的にやっていたのですが、出来はあまり変わりませんでした。こちらから能動的に叩いているというよりは、指の動きに余裕がなさすぎて叩かされているという感じで。高速系で更新できたランプもいくつかあったので、伸びていないわけではないと思うのですが、指が追いつかない感覚が自分の中でずっと引っかかったままでした。

また、中速の割合を減らしたことで重い物量ができなくなったと思い込んでしまい(今考えてみると単なる調子のブレだと思いますが)、高速は伸びなくて中速は下手になってる、このままでいいんだろうか…という迷いがぼんやりとありました。

 

この頃、ACのランプ更新については自分の地力で埋まりそうなものをやり尽くしてしまい、イージーやハードの更新はあまり望めない状況になりました。その焦りもあったのか、何の前触れもなく精神的に崩れたタイミングがあり、そこからは高難度がまったくできなくなってしまってかなり苦しみました。

しばらく引きずっていましたが、自分の弱点(この時は速い軸押し)を改善するためにやりたいことを考えてみたりすると、なんとなく先に進める気がしてきました。底まで落ちてしまった時は遠い目標を見上げたりせず、そこから一歩だけ先に進めればいいと思って、その具体的な方法を考えるしかないのだと思います。

☆12の更新はイージー+6曲、ハード+6曲。イージーで地力Aが半分くらい点き、ハードは地力Cがほとんど埋まるくらいまで来ました。そこから先はまだ遠く感じます。

 

BMSはこんな感じです。sl2のハード、sl4のイージーが着実に増えています。

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また、10月は連皿だとSAMURAI-Scramble、縦連だとIMPLANTATIONにハードがついて、苦手意識のあった分野にかなり自信が持てた月でもありました。特に連皿については昔は超がつくほど苦手で、十段になったばかりの頃に☆10の皿曲でBP120とか出していた記憶があります。そんなところからスタートしているので、なんというか人間やればできるんだなと思いました。

 

苦手分野に取り組むにあたって個人的に意識しているのは、習慣に組み込むということです。苦手なことはやりたくないのが自然な心理で、「気が向いた時にやる」というスタイルだと気が向く機会が永遠に来ないまま終わってしまう、というのが連皿を上述のレベルまで放置してしまった時の反省でした。やることを習慣付けてしまえば、触れる機会を自動的に増やすことができます。

自分の場合ですが、例えば連皿に関しては、ACに行った日は帰る前の1クレで4曲全部皿曲をやるようにしていました。BMSはアップの1・2曲目を皿の練習に充てていて、3:5半固定(普段の崩しがベチャ押しなので)、オールスクラッチなど、数か月ごとにテーマを変えてその時々で必要と思ったことをやっていた感じです。

習慣化することで回数を稼げればその回数に応じてそれなりに伸びていき、伸びてくれば楽しくなって、だんだんと軌道に乗ってくるものと思います。地力系で詰まった時、案外そういう苦手分野が救いになってくれたりもして不思議なものです。