最近、休日はカフェに本を持っていってゆっくり過ごすことが多いです。これから好きなカフェについて少しずつ書いていこうと思います(場所は東京都内です)。
- Lindt(渋谷)
チョコレートショップ、リンツのカフェ。資格試験を受けていた頃、1年に1回の試験が終わった後に必ず行っていたお店で、色々と思い出が詰まっています。極限の緊張と集中から解放された後、濃厚なチョコレートドリンクをぼんやりと飲む時間をたまらなく贅沢に感じたものでした。
- STREAMER COFFEE COMPANY(渋谷)
ラテアートの世界チャンピオンがいるお店とのこと。素人目にもすごく繊細で美しいです。バリスタがラテアートを作る様子をカウンター越しに見ることができ、職人技に見とれてしまいます。
- ニト(谷中)
レトロをテーマにしたであろう、隠れ家的な落ち着いたカフェです。店内のカウンターも同じ青のタイル張りになっていてオシャレです。昔の映画雑誌やカルチャー雑誌が置いてあったりして、サブカルを通ってきた人間には刺さると思います(個人の感想です)。
- IRON CAFE(末広町)
鉄製品のギャラリーと一体になったカフェです。繊細な鉄細工を触って楽しめたりして面白い空間だったのですが、残念ながら閉店してしまいました。ガラステーブルの下に飾られているのは小さい鉄の部品や針金です。
- Lawn(四ツ谷)
建築がとにかく素晴らしい喫茶店です。
幾何学的なボリュームの大胆な組み合わせが特徴ですが、コンクリートの表面に刻まれた細かい溝は木の床板のようで、どこか有機的な要素も感じさせます。周りの街並みから浮いたりせず、落ち着いた風情で、しかし確かな存在感をもって佇んでいます。
中に入ると、真ん中のガラスの部分が建物の真ん中を貫く吹き抜けになっています。昭和にタイムスリップしたような空間で、BGMはビートルズ、店内には赤い革張りのソファが並び、2Fに上がるのは螺旋階段とひたすらに夢があります。
クリームソーダを20年ぶりくらいに飲みました。このレトロな空間の中だとより一層その魅力が際立ちます。