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IIDX 2021/3 正規譜面のトレーニング、縦連の押し方について

先月から下がっていた調子が上向いてきた月でした。

 

前半は高難度に関してはイマイチな状態が続いていましたが、逆にハード安定レベルの曲については上手くなった実感が持てていました。自己ベストのBPがいつでも出せるようになり、判定も安定してきて、FAST方向に大きくブレることが少なくなりました。特に、Snow GooseやV2など苦手意識の強かった曲を安定して押せるようになったことに成長を感じました。

これまでは1~3曲目にお膳立てをして4曲目に特攻というつもりでスタンダードを回していましたが、この頃は特攻よりも安定レベルの方で結果を残せる時だと思い、1~3曲目で成果を出して4曲目はダメ元というスタンスで行くことにしました。気持ちの問題ですが、高難度ができない時にEXTRAの特攻枠に期待してしまうと苦しいので、あくまでもおまけだからというつもりでやっていました。

 

そのあと、3月末に突然未難が4個埋まった日があり、その日を境に自覚できるレベルで地力が上がりました。点滅からハード安定まで、☆12のどのレベルをやっても前より一段階楽になった感じがします。ついていくのにギリギリだった部分が安定して押せるようになり、意味不明だった部分には少し食らいつけるようになっています。

自分にとって成長というのはえてしてこういうもので、少しずつ伸びていくというよりは、一定期間止まった後にある日突然伸びるパターンが多いです。感覚的な話ですが、「前より見えるようになったけど押せなくなった」「やたらミスってるように感じる」という時は成長の正しいプロセスを進んでいる証拠で、上達の前触れかなと感じています。

 

☆12の更新はイージー+7曲、ハード+6曲。

しばらくランプの更新はなかったのですが、月末になって地力A+の初イージー(B4Uリミ)、お菓子曲の初ハード(クッキー)などがつきました。クッキーについては、トリルや繰り返しに前々から課題を感じていたこともあって、それらが安定して押せるようになったことがとても嬉しかったです。

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BMSは主に休日にやっているのですが、最近は新しい試みとして、土日のどちらかは全曲正規縛りにしています。

私は特別正規譜面が苦手というわけでもないと思うのですが、それでもやはり、譜面の形が整いすぎていると普段の認識を手放してしまうような感覚はあります。下手にパターンが見えてしまうと全体をパターンで捉えてしまい、個々のノーツに目が向かなくなってしまうというか。そのため、パターンの見える譜面でも横認識を切らさない練習として正規譜面に触れる機会を増やすようにしています。これができるともう少しトリルが上手くなるかなと期待しています。

ランプ的にはsl3まで未プレーを埋めました。sl6が半分くらいイージーできていて、そろそろsl7に触れてもいい頃合いかなと思っています。

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個人差系だと、今月は突然縦連の押し方をつかんだ気がして、今はそれを自分のものにできるように意識して練習しています。指先だけを持ち上げるのではなく手首のスナップを使って、1打目で手首を沈ませ、そこから浮き上がる反動を2打目以降に利用するようなつもりで。ちょうど鞭を振るうようなイメージです。

このゲームには、コツに気づきさえすれば先に進める分野と、フィジカル面を鍛えないとどうしようもない分野がある気がしています。自分にとって例えば横認識というのは前者で、高速や軸押しは後者でした。

縦連についてもどちらかというとフィジカル系の分野だと思っていたのですが、その第一歩は案外コツの要素が強かったと思っています。☆11のBlameをやっていた時、突然その押し方が「降ってきた」気がして、その後にたまたま前でやっている上手い人のプレーを見たことで身体の動かし方を映像として理解することができました。待ち時間に他の人の手元を見てみるのは案外大事なのかもしれません。