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IIDX 2020/5 横認識の習得

リハビリも終わり、久しぶりに前の自分を超えるような練習ができた月でした。最後にこういうプレーができたのは去年の7月なので、実に1年弱ぶりになります。

 

本格的に挑戦レベルのBMSを再開するにあたって、まずはサイクルを以下のように決めました。これを1か月続けていますが、痛みが出たり疲労でパフォーマンスが落ちることもなく、かなりうまくいっていると思います。

  • 連続してプレーするのは2日まで。2日やったら1日空ける。
  • 1日のプレー時間は長くても1時間半。疲労が出てきたらその瞬間にやめる(とはいっても平日は時間の関係で130分くらいです)

 

また、プレーの内容的にも、せっかくのリスタートなので、今まで曖昧にしていた基礎を固めることから始めようと思いました。いわゆる横認識を習得するということです。

私のこれまでの認識は縦に広く、幅のあるブロック全体をひとまとまりにして認識していた感じでした。広い範囲をなんとなくで見ていてノーツを細かく分解できていないせいで、軸やトリル、繰り返しといった譜面に弱いのを前から感じていました。ここから上を目指していくにあたって、まずはちゃんとした型を身につけてから経験値を積んでいきたかったのです。

 

色々とアドバイスを頂き、具体的には以下のことを意識しました。

  • 見切りラインを持ち、そこに目線を固定する
  • 視界に入ってきたノーツを下から11個区切って認識する

初めはsl0(☆11)を題材にしてこの感覚をつかみ、順々に難易度を上げて同じ感覚を再現してみる、難しい曲をやりすぎて感覚を見失ったらまたsl0に戻る、という感じでやっていきました。

私は乱打譜面の認識はかなり雑な自覚がありましたが、よく考えると昔から高速同時押し(waxing and wandingmosaicみたいなタイプ)が得意で、これに関してだけは横認識がうまくできていると感じていました。そのため、この同時押しの目線を乱打に流用することで、乱打の認識を少しずつ横認識に近づけていこうとしました。

 

初めのうちは、高難度をやったり集中が切れたりするとすぐ目線が泳いでしまい、維持するのが大変でした。ただ、目線を理想的な場所に保てた時は、スコアが+200点、BP-70などという別人みたいなレベルで自己ベストを更新することができました。

また、広い範囲を見ていた時は「何が降ってきてるのか分からない」という感想を持つことが多かったのですが、上の意識に切り替えてからは「何が降ってきてるかは分かるけど、それを指の動きに変換するのが遅い」と感じるようになりました。体感的にも一段階先に進めたと思っています。

半月くらいこの横認識の練習だけをやっていたところ、今はそこまでガチガチに意識しなくても自然と理想的な場所に目線を置けるようになりました。高難度では完全に横認識ができているとは言いがたいですが、そこに近づいてはきていると思います。

 

リコメンドは★6.13→6.34になりました。

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4のハードが増えた印象があります。上に書いた目線の固定を意識するだけで、ずっと苦戦していた曲にあっさりハードがついたりして、今まで皿絡みやトリルができなかったのは目線がブレていたせいだったということに気づきました。指が動かない、運指の切り替えが遅いなど、もっと物理的な問題なんだろうと勘違いしていました。

3 感情の摩天楼をずっと目標にしていたので、これをハードできたのが特に嬉しかったです。例えが適切か分かりませんが、★3にしたAAという感じのストレートな地力譜面です。

イージーはあまり増やせなかったですが、Satelliteだとsl4がそれなりに押せるようになってきて、上限値も少しずつ伸びていると思います。

 

6月はこの認識の方法を身体に染み込ませながら、少しずつレベルを上げていければいいなと思っています。